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von der Vogelwaide Tandaradai Riesling 2022 / フォン・デア・フォーゲルヴァイデ タンダラダイ・リースリング

von der Vogelwaide Tandaradai Riesling 2022 / フォン・デア・フォーゲルヴァイデ タンダラダイ・リースリング

通常価格 ¥17,600
通常価格 セール価格 ¥17,600
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税込

---以下輸入元資料より---

◾️Tandaradai Riesling 2022 / タンダラダイ・リースリング

生産国:Austria / オーストリア
地域:Niederösterreich / ニーダーエステライヒ
地区:Wachau / ヴァッハウ
品種:Riesling / リースリング 100%
タイプ:White / 白
アルコール度数:12.5%
容量:750ml

【畑】ビアンとトラウンタールの二つの単一畑から、最良のブドウのみを使用。
【栽培・醸造】手摘みで収穫。全房圧搾(マセラシオンなし)。野生酵母で発酵を行い、そのままマロラクティック発酵。澱とともに1年間熟成、350リットルの木樽で熟成。無濾過・無清澄で瓶詰め。
【年間生産量】900本
【コメント】“タンダラダイ“とはドイツの中世の詩人ヴァルター・フォン・デア・フォーゲルヴァイデの 詩”Unter der Linden(菩提樹の下で)”に登場する表現。喜びや楽しさを表す感嘆詞として使われている。グリ ューナー・ヴェルトリナーも同様だが、彼らのタンダラダイを飲むと反対に言葉を失うような気がする。もちろん良い意味で。 香りにはハーブのスパイス、ライムの皮、ほのかな白い花、スモーキーなニュアンス。口当たりは密度があり、 繊細で洗練された酸の構成。フィニッシュには黄色い果実の風味が広がり、塩味とレモンのニュアンスが余韻に残る。旨みのある締めくくりで、長い余韻と確かな熟成ポテンシャルを示している。

⚫︎von der Vogelwaide / フォン・デア・フォーゲルヴァイデ

ダニエル・フォーゲルヴァイトとミヒャエル・ドーナバウムの二人が手掛けるワイナリー、フォン・デア・フォーゲルヴァイデ。オーストリア屈指の銘醸地ヴァッハウの南岸、人口わずか160人の小さな村、アルンスドルフでワイン造りを行っている。ミヒャエルは、ドナウ川対岸のシュピッツ村のワイン生産者の家に生まれ、自然とワインの道を志した。クロスターノイブルクのワイン学校に進学するも、寄宿舎生活が合わず、クレムスのワイン学校へ転校。そこでブドウ栽培、醸造、マーケティングを学び、卒業後はオーストリア国内や南アフリカ、ドイツのファルツなどで経験を積んだ。ワイン以外にもう一つの情熱を見つける。それがインテリアデザインだった。その奥深さに魅了された彼は、デザイン学校に進学し、新たな道を模索する。一方、ダニエルはドイツ出身で、ワインとは無縁の家庭に育った。しかし、次第にワイン造りに興味を持ち、シュトゥットガルト近郊のワイン学校へ進学。ヴァイングート・ヴェールヴァークで修行し、その後、ガイゼンハイム大学で学びながら、フランスや南アフリカの名門ワイナリーで経験を積んだ。ドメーヌ・ド・ラ・オリゾン、コント・ラフォン、シャトー・パルメ、ジャン=ルイ・シャーヴといった名だたるワイナリーでの研鑽を経て、ボルドー大学で醸造学の修士号を取得。2017年には、ウィーンのBOKU(自然資源・生命科学大学)の修士課程に進学。

オーストリアのヴァッハウと言えば、グリューナー・ヴェルトリーナー やリースリングなど単一品種を使用した高品質なワイン産地として知ら れる。しかし、フォン・デア・フォーゲルヴァイデでは多くのキュヴェ でブドウ品種のブレンドを行っている。「最初はこの地域の多くの生産 者たちに、君たちのワインは一般的なヴァッハウのワインではないと言 われた。しかし、僕たちは一般的なワインじゃなく、僕らのワインを造 りたいんだ。そして何より、単一品種のワインだけを造れるほど、それ ぞれの生産量が多くないんだ」と二人は冗談交じりに笑う。所有する畑 は高樹齢のブドウが植えられた区画が多く、14カ所に細かく分かれ、さ らに12のブドウ品種を栽培している。「僕らは自然の一部としてワイン 造りを行う。だから多様性があることが大切なんだ。」 また彼らのワイン造りも“伝統的な”ヴァッハウのワインではない。一般 的に、ヴァッハウでは熟成にステンレスタンクや大樽を使用するが、彼 らはブルゴーニュから購入した使用済みのバリックを用いる。ダニエル がドメーヌ・ド・ラ・オリゾンで、コント・ラフォン、シャトー・パル メ、ジャン=ルイ・シャーヴといったフランスの名門ワイナリーで働いていた影響が大きいのだろう。「ガレージセラーには、物理的にバリッ クしか入らなかったんだ」と彼らは笑う。 彼らのワインを飲むと、偉大な伝統があるからこそ、その枠からはみ出 す覚悟と可能性を感じる。

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