コレクション: Racines Rebelles / ラシーヌ・レベル
Racines Rebellesについて: エストニア出身のカーヤは、長らくソムリエールとして働いていましたが、ワインに対する想いは強くなるばかりで、 やがて自らの手でワインを造る決断をします。 2015年にルクセンブルグのワイナリーで収穫を手伝う機会があったカーヤは、ルクセン ブルグが気に入り、最終的にモーゼル川に近いシャトー・ポケで5年間研修をします。
2020年に、モーゼル川沿いの急勾配の畑で自らワインを造ってもいいというオファーを もらい、シャトー・ポケの醸造設備を借りて念願のファーストビンテージを造ることが できました。 ラシーヌ・レベル(フランス語で反抗的な根っこの意)という名前は、醸造学校も出ず、 ワイナリー家系でもないカーヤのバックグラウンドと、化学農薬・肥料に頼らず、自らの 力で健全なブドウを実らせるブドウ樹に由来しています。このインパクトのある名前と、 若い段階では近寄り難いほどのエネルギーを発しているワインには、ワイン造りに対す るカーヤの強い想いが表れていると言えます。
グレーヴェンマハーはルクセンブルグ側に位置するもの の、ドイツのオーバーモーゼルと同じ土壌構成で、下部・ 中部モーゼルのスレート土壌とは異なる貝殻石灰岩が見ら れます。そのため、下部・中部モーゼルのワインより柔ら かみが出ます。すぐ近くに住むヨーナス・ドスタート同様 に、カーヤもエルプリングをはじめ、この地の在来種にフォーカスし、ヴァイスブルグンダーやリースリングを栽培しています。