商品情報にスキップ
1 2

Tinessa Ognostro Bianco 2022 / ティネッサ オニョストロ・ビアンコ

Tinessa Ognostro Bianco 2022 / ティネッサ オニョストロ・ビアンコ

通常価格 ¥7,150
通常価格 セール価格 ¥7,150
セール 売り切れ
税込

---以下輸入元資料より---

◾️Ognostro Bianco 2022 / オニョストロ・ビアンコ

生産国:Italy / イタリア
地域:Campagna / カンパーニャ
地区:Montemarano  / モンテマラーノ
品種:Fiano / フィアーノ
タイプ:White / 白
アルコール度数:13%
容量:750ml

【畑】フィアーノ・ディ・アヴェッリーノアペラシオン内のラピオの畑、VSPおよびコルドン仕立て、標高 500-550 m、北西または北東向き斜面、収量45 hL/ha、x土壌、樹齢30または60 年
【栽培・醸造】収穫は手摘み。除梗し2日間ファイバーグラス製容器またはコンクリートタンクにてマセラシオ ン。野生酵母を用いてコンクリートタンクで発酵。アンフォラとコンクリートタンクで10カ月熟成。20 %全房。3- 4週間マセラシオンを行い225 Lのバリックで野生酵母を使用し発酵。無濾過・無清澄で瓶詰め。1年間瓶内熟成を行 いリリース。
【年間生産量】5,000本
【コメント】マルコにピエモンテで会った後、フリウリのニコラスを訪問した。するとそこにはオニョスト ロ・ビアンコのボトルが置いてあった。ニコラス自身マルコに会ったことはなかったが、ワインをテイスティ ングする機会があり感動したとのこと。その後二人はニューヨークのイベントで出会い、仲良くなっていた。 エキゾチックでややトロピカルな印象。スワリングすると、キャンディジンジャー、焼けた薪、サワーメロ ン、乾燥した花の香りが立ち上がる。口に含むとシルキーなテクスチャーで、タルトアップルやネクタリンの 果実味が広がる。活き活きとした酸味がエネルギーを与え、塩味を伴うミネラルが徐々に口中を満たす。余韻 は非常に長く、柑橘系の凝縮感と花のニュアンスが残る。。

⚫︎Tinessa  / ティネッサ

カンパーニャ州出身のマルコ・ティネッサは、経済学を学び、ミラノで金融業界に身を置いていた。30歳頃にワインの魅力に引き込まれ、持ち前の行動力と社交性でピエモンテやブルゴーニュを中心に数多くの生産者を訪ね歩く。ブドウ栽培や醸造について、シャトー・ラヤス、コシュ・デュリ、ソルデーラ、フランク・コーネリッセンなど名だたる造り手たちから学び、自然と調和したワイン造りの本質を少しずつ理解していった。やがて、自らもワインを造りたいという想いが芽生える。ただし、彼はワイナリーの家系でもなければ、ブドウ栽培を行う家族や親戚もいない。そんな中、知人の紹介で、故郷から約50km離れたイルピニア地方のモンテマラーノにある高樹齢のブドウ畑を入手することができた。畑でのアプローチに関する知見はあったが、醸造設備が手元にない。そこで頼ったのが、面識のあったシチリアのナチュラルワイン界の第一人者、フランク・コーネリッセンだった。「場所がないなら、うちでワインを造っていいよ」という想定外の申し出を受け、2007年からの10年間、収穫したブドウをシチリアに運び、フランク・コーネリッセンのサポートを受けながらワイン造りを開始した。

高樹齢のフィアーノとアリアニコの畑から、それぞれ1種類の白ワインと 赤ワインを造り始める。ワインの名はOgnostro(オニョストロ)。カンパ ーニャの方言で”インク”を意味し、アリアニコの濃く深い色合いからイン スピレーションを得た。タウラージDOCGでは最低3年の熟成(うち1年は 樽)が義務づけられているが、マルコは師であるフランク・コーネリッセ ンから学んだ”ブドウ本来のピュアな味わいを表現する”という哲学のも と、フランク・コーネリッセンと同様、樽は一切使わない。発酵と熟成に はアンフォラやガラス容器を用いる。「樽の風味はワインの邪魔になると 考えている。だからこそ、最良のブドウを育てることに全力を注ぐんだ」 と語る。徹底した低収量(25 hL/ha)と、熟しても酸を保つというアリア ニコの品種特性を活かし、ブドウの完全な成熟を待って11月に収穫するこ とも多い。2017年、フランクのセラーが手狭になり、新たな醸造拠点を探 す必要に迫られたマルコに手を差し伸べたのが、ピエモンテの名門カッシ ーナ・フォンタナのマリオだった。「それなら、うちで造ってもいいよ」 と再び偉大な師に導かれる形で、翌年から彼のセラーで醸造を行うことに なる。その後もミラノの自宅で仲間とワインを仕込むなどの試みを重ね、 2020年には念願の自前セラーを畑近くに確保。2021年ヴィンテージから は、ようやく畑と醸造所の一体運用が実現した。

詳細を表示する