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Stefano Occhetti Roero Occhetti Riserva 2022 / ステファノ・オケッティ ロエロ・オケッティ・リゼルヴァ

Stefano Occhetti Roero Occhetti Riserva 2022 / ステファノ・オケッティ ロエロ・オケッティ・リゼルヴァ

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---以下輸入元資料より---

◾️Roero Occhetti Riserva 2022 / ロエロ・オケッティ・リゼルヴァ

生産国:Italy / イタリア
地域:Piemonte / ピエモンテ
地区:Roero / ロエロ
品種:Nebbiolo / ネッビオーロ
タイプ:Red / 赤
アルコール度数:15%
容量:750ml

【畑】ロエロ、オケッティ、標高280 m、樹齢70年、0.6 ha、砂質土壌と石灰岩と粘土、オーガニック栽培
【栽培・醸造】収穫は手摘みで収穫時に畑で選定を行う。コンクリートタンクで約2週間マセラシオン。自家製のピエ・ド・キュヴェを使用し、そのまま野生酵母で発酵。3年使用のフレンチオーク(225、500 L)でマロラクティック発酵を行い、そのまま16カ月熟成。瓶詰めし、3年間瓶内熟成を行う。
【年間生産量】525本
【コメント】ステファノ・オケッティのトップキュヴェ。バローロ、バルバレスコとはまた違った傑作。サンケよりも砂質土壌が少なく複雑な土壌が入り混じることで、味わいにも複雑さと奥行きが生まれる。現在はまだ若く、全体としてやや内向的でタイトな印象を残しているが、それは構造が未だ解け切っていないことの裏返しでもある。果実の芯、酸の張り、そしてタンニンの質はいずれも明確で、時間とともに層が開いていくことを強く予感させる。 現時点では静かな佇まいながら、熟成によって真価を発揮するポテンシャルの高さが はっきりと感じ取れる。やや深みのあるガーネット。現在はまだタイトで内向的だが、ドライチェリーやザク ロ、バラに紅茶やタバコのニュアンスが層を成して現れる。味わいは抑制的で、きめ細かく量感のあるタンニンと穏やかな酸が静かな骨格を形成。余韻は長く、鉄分や乾いた土、ドライハーブが持続し、熟成による展開力の高さを感じさせる。

⚫︎Stefano Occhetti  / ステファノ・オケッティ

オケッティは、イタリア・ピエモンテ州ロエロ地区、モン テウ・ロエロ村に生まれ育った。祖父母はもともとこの土地で農家を営んでおり、他のワイン生産者や協同組合へとブドウを販売していた。大学で工学を学び、エンジニアとしてキャリアをスタート。その後、MBAを取得し、欧州主要都市で約10年間、国際的な企業環境に身を置いてきた。 その一方で、彼の原点には常に故郷ロエロの風景があった。「大人になって改めて畑に立ったとき、祖父母の代から続く畑に対して家族や近隣農家が黙々と向き合ってきた土地の厳しさと尊さを強く意識するようになった。」企業での安定したキャリアを積みながらも、彼の中で”いずれ戻るべき場所”は明確だった。瞬く間にブドウ畑の世界に引き込まれ、3カ月間畑で過ごしたのち、彼は後戻りしないと決意する。2019年、ステファノは大企業での生活に区切りをつけ、ワイン生産者としての人生を選択する。最初の年に耕作した畑は約1 ha、生産量はわずか4,000本。ほぼ 一人で畑とセラーを切り盛りし、剪定は叔父から学び、醸造は友人の醸造家に助言を仰ぎながらの、文字通りゼロからの出発だった。2022年には妻ジュリアが加わり、ワイナ リーは完全な家族経営となった。

ワイン造りの根幹にあるのは「ワイン造りはストーリーである」という明確な哲学。「その年、その土地、その造り手を反映し、その液体の奥にストーリーがある。私はそのようなストーリーを表現したい」と語る。ラベルではその年の物語が語られる。彼はロエロのネッビオーロを「フレッシュさと構造を併せ持つ存在」と捉え、バローロの重厚さでも、バルバレスコの緊張でもなく、ヴァルテッリーナに通じる軽やかさと透明感を重視する。そのため、法的には「ランゲ・ネッビオーロ」と表記せざるを得ないワインについても、「本来はロエロ・ネッビオーロと呼ぶべきだ」と考え、産地表現への強いこだわりを示す。醸造においては、自然発酵を基本とし、コンクリートタンクを主体に使用。「私はワインに複雑性を求めているが、単なるボディや濃縮度ではない。香りの幅、ニュアンスの重なり、飲み進める中での表情変化こそが重要だと考えている」彼のワインはまだ物語の途中にある。しかし、工学的思考、経営感覚、そして土地への深い敬意が結びついたその哲学は、今後さらに明確な輪郭を持って語られていくだろう。

アルバ市の北西に位置し、タナロ川左岸の丘陵地帯に広がるDOCGワイン産地ロエロ。バローロ、 バルバレスコよりブドウ栽培地としては長い歴史を持つ。。DOC認定は1985年、DOCG昇格は2004 年。制度化の遅れは、品質の問題ではなく、”語られてこなかった産地”であったことを示してい る。土壌はランゲとは明確に異なり、海成由来の砂質土壌が主体。Rocche(ロッケ)と呼ばれる侵食された断崖地形が点在し、ブドウ樹は自然と収量を抑えられ、ワインには軽やかさと芳香がもたらされる。内陸性気候、昼夜の寒暖差、標高約300 mという条件が相まって、高い酸を保つブドウが育つ。近年、ワインおよびブドウ価格の高騰により、バローロやバルバレスコでは栽培面積が拡大し、植えられない場所にはヘーゼルナッツが広がる。一方、ロエロでは、今なお森林や果樹園 (アプリコットや洋梨など)が多く残り、生物多様性に富んだ景観が保たれている。森林に囲まれ た環境は、畑に明確な冷涼さに起因する個性をもたらす。

ステファノの畑の総面積は4.8haでそのうち3haにブドウが植えられている。その内訳は極めて個性的だ。中心となるのは、80年以上にわたり家族が所有してきたオケッティの畑と、自宅近くに位置 するサンケの畑である。畑全体の平均樹齢は40-50年で、オケッティやサンケには75年を超える古樹が植えられている。特にサンケはロエロ屈指の急斜面で、トラクターが入れず、すべての作業を人力で行わなければならない。畝幅は約1mと極めて狭く、乾燥と侵食に耐えながら、ブドウ樹は化石を多く含む堆積土壌の奥深くへ根を伸ばしている。一方、オケッティは石灰質主体の比較的滑らかな土壌で、カバークロップも導入している。 ロエロ・コンソルツィオ会長のフランチェスコ・モンキエーロはDecanter誌において『ロエロでは 2014年から2018年にかけて、若い世代が、かつてバルク販売をしていた親世代から引き継ぐ形で、 新しいワイナリーが大きく増えた。なかでもステファノ・オケッティは、まさにこの新世代を代表 する優れた例である」と絶賛している。

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