Simon Rion Les 2 Parcells 2020 / シモン・リオン レ・ドゥー・パルセル
Simon Rion Les 2 Parcells 2020 / シモン・リオン レ・ドゥー・パルセル
---以下輸入元資料より---
◾️Les 2 Parcells 2020 / レ・ドゥー・パルセル
生産国:France / フランス
地域:Champagne / シャンパーニュ
地区:Courmas / クルマ
品種:Pinot Noir / ピノ・ノワール 60%
Meunier / ムニエ 40%
タイプ:Sparkling / 泡
アルコール度数:12.5%
容量:750ml
ワイン名は「2つの区画」、レ・ローズとレ・トランクドゥーという2つの区画の葡萄を手摘みで収穫後、2品種を一緒にプレス、バリックで発酵。同じ樽で10~11ヶ月熟成。補糖なし、無濾過。ドザージュ1g。
冬季には屋外の自然な寒さの中で熟成させている。
デゴルジュマンは2023年11月、生産本数643本。ムニエの弾けるような果実味とピノ・ノワールの上品で非常に長い余韻が魅力的な非常に完成度の高いワイン
⚫︎Simon Rion / シモン・リオン
ランスから20分ほどのCourmas村に本拠地を置く、耕作面積わずか2haほどのレコルタン・マニピュラン です。先代が急死し、当時まだAvizeの栽培・醸造学校の生徒であったシモン氏が2007年より急遽当主 となり、全てを任されたことから、他のドメーヌ等での研修などは叶いませんでしたが、その重大な責任感から他の生産者へ訪問を積極的に行い、議論を交わすことで自らが進む道とそのシャンパーニュのスタイルを追求してきました。
先代までは比較的伝統的なスタイルでしたが、彼の世代になってからスタイルを一新、人為的介入を 最小限に抑えた自然は造りをモットーに素晴らしいシャンパーニュを造り出しております。まずは畑の改良。現在、高環境価値HVE (Haute valeur environnementale)、並びにシャンパーニュ地方における持続可能なブドウ栽培VDC (viticulture durable en champagne)に認定されており、2017年以降は除草剤の使用も一切行っていません。娘さんが生まれたことで、更に環境保全型のビオディナミー農法にも取り組み始めました。
自然酵母によるアルコール醗酵、アルコール醗酵時の補糖も基本無し、Passage a froide(低温酒石安 定法)等も用いておりません。限りなく健全なブドウ本来のバランスと味わいを大事にしている造りをモットーにしています。 また樽の使用に関してはシャンパーニュ・エリック・ロデスのミカエル氏(先代はKrugの醸造長を務めた) からその多くを学びました。 全ての工程を理解すること、すなわち畑からボトリングまでをすべてを理解することでその一貫性をきちんと持つことが大事であると考えています。最高級レンジのLarmesシリーズなどはまさにその集大成 です。アシェットガイドをはじめ数々の専門誌などでも高い評価を受けており、ニュージェネレーションの 生産者の1人として素晴らしいワインを送り出しています。