Richard Stávek Veselý Orange 2020 / リチャード・スタベック ヴェゼリー オレンジ
Richard Stávek Veselý Orange 2020 / リチャード・スタベック ヴェゼリー オレンジ
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---以下輸入元資料より---
◾️Veselý Orange 2020 / ヴェゼリー オレンジ
生産国:Czech Republic / チェコ
地域:South Moravia / 南モラヴィア
地域:Němčičky / 二ェムチチケ
品種:ヴェルシュリースリング、マルヴァジア、グリュナーフェルトリナー、ノイブルガー、トラミナー、ミュラートウルガウ、モラヴィアン・ミュスカ等
タイプ:Orange / オレンジ
アルコール度数:11%
容量:750ml
収量は約20hl/ha。Veselý(幸せの意)は畑の名 前です。砂質土壌。南東向きの斜面。手摘み で収穫したブドウを足でつぶします。除梗はし ません。自発的な醗酵を促し、房ごとマセレー ションをします。バトナージュをしながら10カ月 の熟成。樽はモラビア周辺で取れたニセアカシア (Robinia pseudoacacia)100ℓと200ℓそして 600ℓの樽を併用します。一切のろ過はせずに瓶詰となります。Richard Stavekを象徴する多品種のフィールドブレンドワイン。このワインを一口飲んで、リチャードのワインを日本に輸入したいと思いました。 複雑で芳醇。穏やかで抒情的。馥郁とした香りが印象深いオレンジワインです。 スピグルボッケイに並ぶ最高峰。緻密な香りと嫋やかな揺らぎ。並ぶワインを知りません。20年もまた同様です。19年に比べ幾分か、濃縮度が上がった気はします。
⚫︎Richard Stávek / リチャード・スタベック
1995年から2005年までは試作としての少量生産。2006年より少しずつ量を増やし、2008年からオーガニックな ワイン生産者として正式にワイン販売を始めました(認証 BIOKONT CZ)。彼の畑にはブドウだけではなく、あん ずやプルーンなどが植樹され、山羊、馬を飼い、蜂の 繁殖とハチミツの生産等も行っています。 畑全体で新しいブドウ樹を増やしています。ブドウ樹同 士の競争を促し、地中深くに根が伸びていくことを狙っ てのことですが、それは、昨今の暖かい気候と降水量 の減少を考えてみても正しい決断だと彼は考えていま す。現在最も密度が高いところで1haあたり“14000本” です。畑の大方は草に覆われていますが、30%程度は 鋤いて掘り起しをしています。冬には寒さを防ぐためにブ ドウ樹の周りに藁を敷きます。ビオディナミの手法は尊重しますが、一部の採用に留めているそうです。
手摘みで収穫したブドウを足でつぶします。除梗はしません。自発的な醗酵を促し、房ごとマセレーションをします。バトナージュをしながら10カ月の熟成。醸造中及びすべての工程で亜硫酸は加えません。一切のろ過などはせずに瓶詰となります。仕上がったワインはとろみを感じるほどにリッチです。Richardはワインに対して幅広い知識を持っており、現代醸造もカバーしたうえで、オーガニックの栽培を尊重・選択し、チェコの伝統に回帰してフィールドブレンドのワインを作ります。私たちは、彼のワインを一口飲めば、Richardのワインに対する明瞭な志向性を理解することができます。現在12000本を生産していますが、どんなに多くても20000本程度の生産にとどめるのだそう。“ワインは仕事だけど、趣味。でないと、作りたいワインは作れないよ”と彼は笑いながら教えてくれました。
