Peter Radovic Soline 2023 / ペーター・ラドヴィッチ ソリーネ
Peter Radovic Soline 2023 / ペーター・ラドヴィッチ ソリーネ
受取状況を読み込めませんでした
---以下輸入元資料より---
◾️Soline 2023 / ソリーネ
生産国:Italy / イタリア
地域:Friuli-Venezia Giulia / フリウリ・ヴェネツィア・ジューリア
品種:Malvasia Istriana / マルヴァジア・イストリアーナ 100%
タイプ:White / 白
アルコール度数:12.5%
容量:750ml
【畑】サン・ペラージョ、0.4 ha、標高 223 m、南向き斜面、ペルゴラ仕立て、収量 40 hL/ha、8,000本/ha、石灰岩を 含む赤色土壌、樹齢 50年、オーガニック栽培(認証なし)
【栽培・醸造】ブドウは収穫の際に畑で手作業で選別し収穫。除梗し、2週間マセラシオン。石製容器にて野生酵母を 使用し発酵。225 Lの古樽で12カ月熟成。その後傾斜のあるステンレス容器で3カ月熟成し、自然に清澄を行う。無濾過 でボトリングし、6カ月瓶内熟成を行いリリース。
【年間生産量】498本
【コメント】2023年ヴィンテージから樽熟成中のVizijaの中で最も出来の良かった2樽を別キュヴェとしてリリースする ことにした。通常フルーツが主体となるマルヴァジアで、ミネラルが中心に表現される個性的なワイン。シトラスの花、ライムの皮、潮風といったトップノートが、香りに鮮烈なフレッシュさを与える。その奥には、野生のフェンネ ル、アンズの核、そして柔らかな野生蜂蜜のニュアンスが潜む。ベースには乾燥した野生ハーブとわずかな海塩の印 象。引き締まった酸、潮由来の緊張感、そしてシルキーなテクスチャーが口中で軽やかな舞を描く。アフターはグレ ープフルーツや皮を剥いたアーモンドを思わせる心地よいビター感を伴い、ドライに締めくくられる。
⚫︎Peter Radovic / ペーター・ラドヴィッチ
イタリア北東部フリウリ・ヴェネツィア・ジューリア州。グラヴナーやスタンコ・ラディコン、ダリオ・プリンチッチなどの巨匠が多く名を連ねるオレンジワインの聖地とも言われるこの土地で、2018年からワイン造りを開始したのがこの地域の最年少ワインメーカーのペーター・ラドヴィッチ。
ペーター・ラドヴィッチの家族は代々農家として野菜やオリーブの栽培を行ってきた。ペーター自身、ソフトウェアエンジニアとして働いていたが家業を継ぐために地元に戻ってきた。ラドヴィッチ家では1990年からは自家消費用に少量ワイン造りも行ってきたが、2018年から父から畑を引き継いだペーターは自らのワイン造りを開始。「おじいちゃんが植えた素晴らしいブドウ畑があって、自分でもワイン造りをやってみたいと思ったんだ。量はそんなに増やすつもりはないけど、自分自身が造りたいワインを目指すんだ。」ワインの他に家族代々行ってきたオリーブオイルと野菜作り、さらに農業や自然、文化体験ができる宿泊施設としてアグリツーリズモ・ラドヴィッチを運営している。
ペーター自身、ワイン造りは手探りの状態からの開始だった。当初マセラシオン期間は3日だったが、土地やブドウ、ワイン造りを理解するにつれて徐々に延ばしている。「幸いなことにこの地域には素晴らしいワインメーカーがたくさんいる。困ったときはみんなアドバイスをくれるんだ。中でも友人であるヅィダリッヒのベンジャミンやスケルリのマテイは僕にとって師匠みたいな存在さ。」
