Peter Radovic Inkanto Perpetuo ´1 ´2 ´3 NV / ペーター・ラドヴィッチ インカント・ペルペトゥオ
Peter Radovic Inkanto Perpetuo ´1 ´2 ´3 NV / ペーター・ラドヴィッチ インカント・ペルペトゥオ
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---以下輸入元資料より---
◾️Inkanto Perpetuo ´1 ´2 ´3 NV / インカント・ペルペトゥオ
生産国:Italy / イタリア
地域:Friuli-Venezia Giulia / フリウリ・ヴェネツィア・ジューリア
品種:Vitovska / ヴィトフスカ 30%
Malvasia Istriana / マルヴァジア・イストリアーナ 30%
3種の土着品種(品種不明) 40%
タイプ:White / 白
アルコール度数:12%
容量:750ml
【畑】アウリジーナ、0.3 ha、標高 120 m、南東向き斜面、グイヨ仕立て、収量 40 hL/ha、8,000本/ha、石灰岩と砂岩 の混合土壌、樹齢 20年、オーガニック栽培(認証なし)
【栽培・醸造】ブドウは収穫の際に畑で手作業で選別し収穫。除梗し、10日間マセラシオン。ガラス容器にて野生酵 母を使用し発酵。225 Lの古樽で12カ月熟成。その後傾斜のあるステンレス容器で3カ月熟成し、自然に清澄を行う。 2021、2022、2023ヴィンテージのリザーヴワインを10 %ブレンド。無濾過でボトリングし、6カ月瓶内熟成を行いリリ ース。
【年間生産量】1,873本
【コメント】今回のヴィンテージから10 %分のリザーブワインを使用し、ノン・ヴィンテージでのリリースとなって いる。それに伴いラベルも新しくなった。大部分は2023年ヴィンテージ。 輝きのある黄色。透明感と艶を帯びた外観がまず目を惹く。 香りにはジャスミンや海風、白茶の繊細なトップノート が立ち上り、そこにオレンジやマリーゴールド、ドライフラワー、松のニュアンスが重なり合う。さらに金木犀やシ ナモンを思わせるスパイスが奥行きを添える。口に含むと、砂糖漬けの果実を思わせるやわらかな甘味と、グレープ フルーツやベルガモットの清涼な酸が拮抗し、味わいに立体感をもたらす。黄色い桃のジューシーな果実味と蜜煮し たオレンジピールのニュアンスが広がり、塩味を帯びたミネラル感が全体を引き締める。マルヴァジアの甘やかな表 情と、ヴィトフスカのニュートラルで静謐な骨格が絶妙に溶け合い、生き生きと精緻な構造を生み出している。調和 の取れた余韻は長く続き、横に広がる豊かさと縦に伸びる透明感が共存する、心に響く一本。
⚫︎Peter Radovic / ペーター・ラドヴィッチ
イタリア北東部フリウリ・ヴェネツィア・ジューリア州。グラヴナーやスタンコ・ラディコン、ダリオ・プリンチッチなどの巨匠が多く名を連ねるオレンジワインの聖地とも言われるこの土地で、2018年からワイン造りを開始したのがこの地域の最年少ワインメーカーのペーター・ラドヴィッチ。
ペーター・ラドヴィッチの家族は代々農家として野菜やオリーブの栽培を行ってきた。ペーター自身、ソフトウェアエンジニアとして働いていたが家業を継ぐために地元に戻ってきた。ラドヴィッチ家では1990年からは自家消費用に少量ワイン造りも行ってきたが、2018年から父から畑を引き継いだペーターは自らのワイン造りを開始。「おじいちゃんが植えた素晴らしいブドウ畑があって、自分でもワイン造りをやってみたいと思ったんだ。量はそんなに増やすつもりはないけど、自分自身が造りたいワインを目指すんだ。」ワインの他に家族代々行ってきたオリーブオイルと野菜作り、さらに農業や自然、文化体験ができる宿泊施設としてアグリツーリズモ・ラドヴィッチを運営している。
ペーター自身、ワイン造りは手探りの状態からの開始だった。当初マセラシオン期間は3日だったが、土地やブドウ、ワイン造りを理解するにつれて徐々に延ばしている。「幸いなことにこの地域には素晴らしいワインメーカーがたくさんいる。困ったときはみんなアドバイスをくれるんだ。中でも友人であるヅィダリッヒのベンジャミンやスケルリのマテイは僕にとって師匠みたいな存在さ。」
