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Nikolas Juretic Vino Rosso 2023 / ニコラス・ユレティッチ ヴィーノ・ロッソ

Nikolas Juretic Vino Rosso 2023 / ニコラス・ユレティッチ ヴィーノ・ロッソ

通常価格 ¥11,000
通常価格 セール価格 ¥11,000
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税込

---以下輸入元資料より---

◾️Vino Rosso 2023 / ヴィーノ・ロッソ

生産国:Italy / イタリア
地域:Friuli-Venezia Giulia / フリウリ・ヴェネツィア・ジューリア
品種:Merlot / メルロー 35%
   Schioppettino / スキオッペッティーノ 35%
   Ribolla Gialla / リボッラ・ジャッラ 25%
   Carmenere / カルメネール 5%
タイプ:Red / 赤
アルコール度数:12.5%
容量:750ml

【畑】グイヨまたはコルドン仕立て、収量15 hl/ha、ポンカ土壌(石灰岩を豊富に含む砂岩および泥岩)、0.4 ha、樹齢約60 年
【栽培・醸造】ビオディナミ農法。収穫は手摘みで行い、バスケットプレス。一部除梗し4日間マセラシオンを行う。発酵は野生酵母を使用し、古い木樽にて温度管理せずに行う。そのまま自然にマロラクティック発酵を行い11カ月バリック内で熟成させせる。無濾過無清澄で瓶詰め。10カ月の瓶内熟成を経てリリース。
【年間生産量】500本
【コメント】2021年から赤ワインも造り始めたが、2021年、2022年と出来に満足できずリリースしなかった。 2023年がニコラスにとって初めての赤ワインのリリースとなる。黒ブドウの中にリボッラ・ジャッラが混ざることで、表現の幅が大きくなっている。ラズベリーなどの赤系果実とブルーベリーなどの青系果実、ハーブのような清涼感がトーンを明るくする。量はあるが滑らかなタンニンと引き締まった酸により複雑かつ多面的な 味わいとなっている。余韻は長く、ピュアで透明感のある果実とミネラルが余韻を引き延ばす。

⚫︎Nikolas Juretic  / ニコラス・ユレティッチ

イタリア・フリウリ・ヴェネツィア・ジューリア州、スロヴェニアとの国境付近に位置するコルモンス。ニコラス・ユレティッチはこの町で2018年からワイン造りを開始した。2020年ヴィンテージが世界一のレストランとして知られるデンマーク・コペンハーゲンのノーマにバイ・ザ・グラスで採用された。生産本数が約5,000本と限られているが、そのクオリティの高さに一躍注目を集める存在となった。たびたびメディアで「フリウリのライジングスター」と紹介される彼だが、その彼の根幹となっているのが剪定のプロフェッショナルとしてブドウ樹と向き合ってきたその経験だ。

2018年、ニコラスは家族のブドウ畑やコルモンスの樹齢の高いブドウ畑を手に入れ、念願の自身のワイン造りを開始。旧市街にある小さなセラーを借りた。「樹齢が50-110年という素晴らしい畑を入手することができた。とても幸運だ。その素晴らしいブドウを活かすのにはセラーよりも畑での仕事に注力しなければならない。畑の自然な生物多様性を保つために草刈は行わないし、カバークロップの植樹も行わない。畑に生えているのは自然に育ってきた植物なんだ。また畑の周りには多くの果物の樹がある。それによって畑に影を作り涼しさを保ってくれるんだ。」とニコラスは自身のブドウ栽培のアプローチを説明する。直接日光を防ぐため除葉は一切せず、ブドウは全て日陰で成熟させる。それによりブドウはゆっくりと成熟し、十分なフェノリクスを蓄えることができる。「収穫を遅らせることはブドウの糖、最終的なワインのアルコールが上がりすぎてしまう可能性はあるけど、それは心配してないよ。十分に熟してから収穫することによってインテンシティや複雑性を持ち、この土地を十分に表現したワインができると思うんだ。それに最終的に僕のワインはいつもバランスの取れたアルコール度数になるんだ。」

醸造に関してはフレッシュさと複雑さのバランスの取れ たスタイルを目指し、過剰に酸素に触れる長期マセラシ オンよりも短期間のマセラシオンやカルボニックマセラ シオンを好む。「この地域には、スタンコ・ラディコン のような長期マセラシオンを行い素晴らしいワインを造 る偉大な生産者がいる。実際に僕も彼から色々なことを 教えてもらっているし、彼のワインは大好きだよ。でも 自分自身が目指すスタイルは少し違うんだ。ブドウ自体 の特徴、フレッシュさを保ちつつ同時に十分なフェノリ クスの成熟に由来する複雑さ、そのバランスを大切にし たい。」偉大な先人たちにリスペクトを払いながら、自 身の道を追求している。 「フリウリはステンレスタンクを使用したフレッシュな スタイルと、長期マセラシオンを行い酸化による複雑性 を伴うスタイルがどちらも存在するユニークな地域だと 思う。僕自身はその中間を目指しているんだ。フレッシ ュさと複雑性が共存したワインを造りたい。」彼のワインを飲めばその言葉の意味がよく理解できる。

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