Maurer Oszkár Tamjanika 2022 / マウアー・オスカル タミヤニカ
Maurer Oszkár Tamjanika 2022 / マウアー・オスカル タミヤニカ
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---以下輸入元資料より---
◾️Tamjanika 2022 / タミヤニカ
生産国:Serbia / セルビア
地域:Vojvodina / ヴォイヴォディナ
地区:Subotica / スヴォティッア
品種:Tamjanika / タミヤニカ
タイプ:Orange / オレンジ
アルコール度数:14%
容量:750ml
1本の樹から約350gのブド ウを収穫。泥土、石灰、堆積岩、火山岩。 スレム地区、Remetica地域(ドナウ川にほど 近い崖Remete畑)。タミヤニカはフランキ ンセンス(₌tamjan) の香りのブドウという意 味で名付けれらたブドウ。Muscat Blanc à Petits Grainsと同一品種と考えられていま す。 手摘みで収穫。7日間のマセレーション後、 天然酵母で発酵。その後500ℓの樽で12カ月の熟成。重力によって瓶詰め(無濾過、 無清澄)。亜硫酸はゼロです。ローマ時代 にこの地に持ち込まれたすべてのマスカット種の先祖であり、最古の品種の一つであるタミヤニカから作られたこのワイン。2022年もまた素晴らしいワインに仕上がりました。 優美でエレガントな2021年。強い果実味と 濃密な風味の2022年。 黄色がかったオレンジ色。咲き誇るミカンの 花、ネーブルオレンジ、黄桃、バラ、紅茶、 ウーロン茶(特に東方美人)、はちみつ入り のヨーグルト。 とろみがありながらも、どこか清涼感を漂わせる高貴なワインです。
⚫︎Maurer Oszkár / マウアー・オスカル
ハンガリー国境にほど近いセルビア最北の街スヴォティッ ア(Subotica)で4代続く伝統あるワイナリー。地品種の古 木を数多く有しており、中でも1880年に植樹されたKadarkaの古木は大変に貴重なもので、Jancis RobinsonのWine Grapesにはそのことについての記述をみることができ ます。 伝統あるワイナリーを引き継いだ現当主Oszkarはナチュラ ルワインへの転向をゆるやかに進め、2018年ヴィンテージ 以降は、多くのワインで亜硫酸ゼロ、極少量添加でのワイ ンづくりを実現しています。(2020よりすべてのワインで亜硫 酸無添加)
ワイナリーはセルビア北部のヴォイヴォディナ(Vojvodina)のスヴォティッア(Subotica)に6ヘクタール、セルビアの宝石とも呼ばれるフルシュカゴーラ山の麓スレム(Srem)に10ヘクタールの畑を所有しています。それぞれ人馬での有機栽培であり、良質なブドウを生産しています。両栽培地ともにカルパチア平原にあり、ベースは砂地と石灰がわずかに混ざる土壌ですが、スボティッアは砂質が深く2mに達する場所もあります。プレフィロキセラのKadarkaはそうした土壌に植えられています。スレムではドナウ川沿いに畑が広がっていて、リースリングは川岸50m付近に植えられています。火山岩混ざりの土壌。気候は温暖な半地中海性気候、歴史的にも銘醸と知られた土地です。
化学薬品の無い時代ワインはどのように作られていたのか、 この時代の恩恵を享受しつつ、真に歴史を尊重し伝統に回帰するとはどういうことなのか…。思索を続けるOszkar は古いワインの書物やワイナリーに残る記録を読み、実践し、旅に出ます。 様々な産地をめぐり、生産者同士でお互いのワインについ ての議論を深め、決まって最後は兄のような存在であるZsoltのいるStrekov1075を訪れます。 Raw Wineの創始者として知られるIsabel Legeronは、 Maurer Oszkarの大ファンであり、Colletive Wine seriesと いう名で世界に彼のワインを紹介しました。彼女は彼を繊 細な感性を持つ、謙虚で柔軟性のある好人物と評し、彼 とのプロジェクトを大いに楽しんだそうです。 ニューヨーク、ロンドン、デンマーク、タイetc世界のガストロミ―の中心地ですでに高い評価を受けるワインとなってい ますが、Maurer Oszkarの進化はまだ始まったばかりです。

