Maurer Oszkár Crazy Lud White 2023 / マウアー・オスカル クレイジールッド ホワイト
Maurer Oszkár Crazy Lud White 2023 / マウアー・オスカル クレイジールッド ホワイト
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---以下輸入元資料より---
◾️Crazy Lud White 2023 / クレイジールッド ホワイト
生産国:Serbia / セルビア
地域:Vojvodina / ヴォイヴォディナ
地区:Subotica / スヴォティッア
品種:Olaszrizling / オラズリースリング
Bakator / バカトール
Piros Magyarka(Slankamenka)/ ピロス・マギャルカ
Rhine Riesling(20%貴腐)
タイプ:White / 白
アルコール度数:10.5%
容量:750ml
表土は砂地、その下に泥土、石灰、黄土、 スヴォティッア地区(Nosza hill畑、 Hajdukovo-Talánterem畑)。この地の古い 伝統にしたがい、すべてのブドウを混ぜて除 梗、圧搾、天然酵母で発酵後、ステンレス タンクで7カ月ほど熟成。無濾過、無清澄、 貴腐葡萄の酸化酵素による褐変を抑える ために亜硫酸を極少量添加して瓶詰め。 Ludはハンガリー語でガチョウ。セルビア語ではクレイジーの意味。Crazy LudはMaurerの ベーシックラインです。 23年は今までのLud Whiteとは少し違ったス タイル。Piros Magyarka(ロゼ色のブドウ)に由 来する霞みがかったオレンジ色で、甘酸っ ぱい。かりんやライムの香り、軽やかなトーン でありながら、べっこう飴やみたらしのような甘く香ばしい香りも感じられます。揮発酸は強めですが、果実のボリューム、ふくよかさ があるために余韻は桃やアンズのイメージ。 リンゴ酢のようでもあります。飲むほどにその味わいに引き込まれていきます。
⚫︎Maurer Oszkár / マウアー・オスカル
ハンガリー国境にほど近いセルビア最北の街スヴォティッ ア(Subotica)で4代続く伝統あるワイナリー。地品種の古 木を数多く有しており、中でも1880年に植樹されたKadarkaの古木は大変に貴重なもので、Jancis RobinsonのWine Grapesにはそのことについての記述をみることができ ます。 伝統あるワイナリーを引き継いだ現当主Oszkarはナチュラ ルワインへの転向をゆるやかに進め、2018年ヴィンテージ 以降は、多くのワインで亜硫酸ゼロ、極少量添加でのワイ ンづくりを実現しています。(2020よりすべてのワインで亜硫 酸無添加)
ワイナリーはセルビア北部のヴォイヴォディナ(Vojvodina)のスヴォティッア(Subotica)に6ヘクタール、セルビアの宝石とも呼ばれるフルシュカゴーラ山の麓スレム(Srem)に10ヘクタールの畑を所有しています。それぞれ人馬での有機栽培であり、良質なブドウを生産しています。両栽培地ともにカルパチア平原にあり、ベースは砂地と石灰がわずかに混ざる土壌ですが、スボティッアは砂質が深く2mに達する場所もあります。プレフィロキセラのKadarkaはそうした土壌に植えられています。スレムではドナウ川沿いに畑が広がっていて、リースリングは川岸50m付近に植えられています。火山岩混ざりの土壌。気候は温暖な半地中海性気候、歴史的にも銘醸と知られた土地です。
化学薬品の無い時代ワインはどのように作られていたのか、 この時代の恩恵を享受しつつ、真に歴史を尊重し伝統に回帰するとはどういうことなのか…。思索を続けるOszkar は古いワインの書物やワイナリーに残る記録を読み、実践し、旅に出ます。 様々な産地をめぐり、生産者同士でお互いのワインについ ての議論を深め、決まって最後は兄のような存在であるZsoltのいるStrekov1075を訪れます。 Raw Wineの創始者として知られるIsabel Legeronは、 Maurer Oszkarの大ファンであり、Colletive Wine seriesと いう名で世界に彼のワインを紹介しました。彼女は彼を繊 細な感性を持つ、謙虚で柔軟性のある好人物と評し、彼 とのプロジェクトを大いに楽しんだそうです。 ニューヨーク、ロンドン、デンマーク、タイetc世界のガストロミ―の中心地ですでに高い評価を受けるワインとなってい ますが、Maurer Oszkarの進化はまだ始まったばかりです。

