【購入条件付き】Margherita Otto Barolo 2021 / マルゲリータ・オット バローロ
【購入条件付き】Margherita Otto Barolo 2021 / マルゲリータ・オット バローロ
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限定入荷のため、こちらは【購入条件付き】ワインとなります。
単体での販売は行いません。
こちらのワイン1本につき、必ず他に【購入条件付き】ワイン以外のワインを1本以上ご一緒にご購入ください。
同時購入のワインは、【購入条件付き】ワイン以外でしたら何でも構いません。
条件に満たない場合はご注文をキャンセルさせていただきます。
お一人様一本でお願いいたします。
ご了承下さいませ。
---以下輸入元資料より---
◾️Barolo 2021 / バローロ
生産国:Italy / イタリア
地域:Piemonte / ピエモンテ
品種:Nebbiolo / ネッビオーロ 100%
タイプ:Red / 赤
アルコール度数:15%
容量:750ml
【畑】ジネストラ(モンフォルテ・ダルバ)、セッラルンガ・ダルバ、ヴィニャーネ(バローロ)、コス テ・ディ・ローゼ(バローロ)の4つの区画。3.2 ha、グイヨ仕立て、アル・カプレ、南向きまたは東向 き、標高240-500 mの4つの畑をアッセンブラッジョ。
【栽培・醸造】収穫は手摘み。40-60 Lのコンクリートタンクにて10-14日間かけて発酵。発酵後36日マセラシオン。ワインを果皮から分離し、6-8日間の沈殿後、清澄しラッキングを行ってからマロラクティック発酵。大樽に移し36カ月熟成。ステンレスタンクに移し一日で瓶詰め。
【コメント】近年で最良の冬から始まった2021年。十分な積雪があり地下水が十分に補充された。3月半ば に芽吹きが始まり、開花から結実まで順調に進んでいった。春から初夏にかけて気温・降水ともに平年並 みだったが、6月に入ると2017年並みに暑くなった。それでも豊富な地下水のおかげでブドウは順調に成長 を続けた。9月半ばには約3か月ぶりの雨が2日間降り、葉とブドウをリフレッシュさせた。収穫は10月12日 から17日までのわずか数日間で効率よく完了。果実品質は極めて良好で、最後まで葉を残して果実を日焼 けや干しブドウ化から守ったことが功を奏した。熟した果実味と力強さを持つフルボディのワインで、華 やかな存在感を放つ。香りからして堂々とした印象で、オレンジピール、シナモン、キルシュ、新しいレ ザー 、スパイスが美しく描き出されている。味わいは長い余韻を持ち、熟した果実味と豊かさ、しっかり した酸、そしてスケールの大きさを感じさせるシルキーで質の高いタンニンが調和している。
⚫︎Margherita Otto / マルゲリータ・オット
マルゲリータ・オットを手掛けるのはニューヨーク近郊の街出身のアラン・マンリー。スイス人の両親を持つ彼は、ワイン好きな祖父と父の影響で4歳ころからワインの味見をしていたという。大学で経済学を修め、就職をしたアランだが彼も当然のようにワインを集めるようになる。「初めてバローロが僕のセラーに入った瞬間が、新たな人生の始まりだった。」そう語るアランはワインの中でも特にバローロに魅了される。1995年以降、毎年バローロを訪れ、ブドウ栽培やワイン醸造、畑や生産者の特徴など自分の目で見て知識と経験を増やしていく。
2008年、ついにワイン造りへの憧れが抑えきれなくなったアランはバローロの巨匠のひとり、ルチアーノ・サンドローネに手紙を書き、収穫とワイン造りを学ばせてもらうことになる。それ以降毎年、秋から冬にかけて6-12週間ピエモンテに滞在し、エリオ・アルターレ、バルトロ・マスカレッロ、カヴァロット、マリオ・マレンゴなど様々なワイン生産者の下で実際にブドウ収穫とワイン造りを経験する。そして2011年、アランはついにイタリアへの移住を決断する。そのタイミングで彼に仕事のオファーをしたのが、彼に最も大きな影響を与えることになるマリア・テレーザだった。
そこから10年間、バローロで最も偉大なワイン生産者のひとつバルトロ・マスカレッロでマリア・テレーザの 右腕として栽培と醸造を行う。 「様々な偉大な生産者のもとでワイン造りをさせてもらって、多くのことを学 んだ。例えばルチアーノ・サンドローネではセラーを清潔に保つことの重要性を学んだ。それは今のワイン造 りにも大きく影響している。それでも自分の好きなバローロのスタイルはバルトロ・マスカレッロなんだ。」 バルトロ・マスカレッロで働くかたわら、知人の紹介で2012年にカスティリオーネ・ファレットのペルナンノ に0.1 haの畑を入手し、改装した自宅の地下で500 Lの個人用ワインを造り始める。2014年の収穫後にセッラル ンガ・ダルバのヴィーニャ・リオンダの横に0.2 haの畑を購入し、2015年に正式にワイナリー ”マルゲリータ・ オット“を設立する。
アランのワイン造りを特徴づけるのは、アッセンブラッジョ(assemblaggio) である。 「“ブレンド”と“アッセ ンブラッジョ ”は似ているようで異なる。ブレンドは、各区画で発酵を行い、最終的に混ぜ合わせること。 一 方、アッセンブラッジョは最初から全てを混ぜて発酵させることだ。僕にとって、アッセンブラッジョこそ がバローロの伝統的な製法だと思っている。もちろん、ヴィンテージによってはこの方法ができないことも あるけれど、このスタイルをできる限り続けていきたい」とアランは語る。彼によると、現在アッサンブラ ージュのバローロのみを造っている生産者は、わずか2ワイナリーしかいないという。 アランにとって初めての畑であったカスティリオーネ・ファレットのペルナンノMGAは2019年でリース契約が 終了し、現在は4つの区画に計3.2 haの畑を所有している。セッラルンガ・ダルバ(ヴィーニャ・リオンダ MGAに隣接する、彼が”ソット・リオンダ”と呼ぶ区画)、モンフォルテ・ダルバ(ジネストラ地区)、ヴィニ ャーネMGA(バローロ村)、コステ・ディ・ローゼMGA(バローロ村)で、ランゲ・ネッビオーロとバロー ロを造っている。

