Maffrei Langhe Nebbiolo 2024 / マッフレイ ランゲ・ネッビオーロ
Maffrei Langhe Nebbiolo 2024 / マッフレイ ランゲ・ネッビオーロ
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---以下輸入元資料より---
◾️Langhe Nebbiolo 2024 / ランゲ・ネッビオーロ
生産国:Italy / イタリア
地域:Piemonte / ピエモンテ
品種:Nebbiolo / ネッビオーロ 100%
タイプ:Red / 赤
アルコール度数:13%
容量:750ml
【畑】トリリオーネ、グネゾッティ、西向き斜面と東向き斜面、標高550 m、グイヨ仕立て、0.7 ha、38 hL/ha、3,500-4,000本/ha、樹齢30 年
【栽培・醸造】オーガニック農法。収穫は手摘みで収穫時と破砕時に選定を行う。2週間ステンレスタンクで マセラシオン。野生酵母を使用しステンレスタンクで25℃にて発酵。軽くポンピングオーバーを行う。マロラ クティック発酵を行い、2,000 Lの使用済みオークで6カ月熟成。軽く濾過を行い瓶詰め。5-6カ月後にリリー ス。
【コメント】昨年までのステンレスタンクのみを使用したランゲ・ネッビオーロから、熟成に大樽を用いたス タイルへと変化。マセラシオンも1日から2週間へと延びている。それにより、ストラクチャーがより明確にな った印象。チェリーやオレンジの皮、キノコ、チェリー、ラズベリー、紅茶を感じる複雑な香り。豊富だが緻 密なタンニンとフレッシュな酸味。僅かなスパイスやハーブのニュアンスが余韻に漂う。
⚫︎Maffrei / マッフレイ
ステファノとアンドレア・マスカレッロ兄弟は1927年から続くバローロの伝統的生産者の出身で幼いころからワイン造り、特にバローロが身近な存在であった。ワインを造るのは当然だと思っていた。学校でブドウ栽培と醸造を学び、卒業後はラ・モッラ村のトップ生産者ロベルト・ヴォエルツィオやチェザーレ・ブッソーロの下で経験を積む。しかし、2020年に家族内での問題が発生し、ステファノとアンドレア、そして両親はその家系を出ることを決意する。「幼いころから自分の家系がバローロを造っていることは理解していた。それでも、バルトロ・マスカレッロやリナルディ、ジュゼッペ・マスカレッロ、ジャコモ・コンテルノなどのトップと言われる生産者のバローロを飲むと次元が違うと感じていた。そして自分自身が造りたいワインは彼らのようなバローロだとずっと思っていたんだ。」家族の問題という悲しい出来事がきっかけだったといえ、ゼロから自分の好きなスタイルを追求できることになったのは幸いだとアンドレアは語る。
現在マッフレイでは約3.5 haの畑でブドウを栽培している。ネッビオーロはロッケ・デッラヌンチ ャータの目の前に位置するトリリオーネとラ・モッラ村で最も標高が高いグネゾッティの畑を所 有。グネゾッティは標高が550 m、霧が発生するエリアよりも高いため十分な日射量を得られる。同 時にコンスタントに風が吹くため空気の循環がよく病気の発生リスクを抑えることができる。低地 に比べて気温が2-3℃低く、夜間もしっかりと冷え込むためブドウは酸を保ちながらゆっくりと成熟 する。それにより、凝縮感とフレッシュさが共存したワインが生まれる。 土壌の組成は50%砂質土壌、30%石灰岩土壌、20%粘土。ランゲは粘土の量が多いのが一般的だ が、標高が高い畑は若い(隆起が遅い)ため砂が多くなる。「僕はワインを通じて土壌に語らせる ことが重要だと考えている。」とアンドレアは自身の哲学を説明する。マッフレイのネッビオーロを飲むと畑を思い出す。

