Koppitsch ABENDROT 2022 / コピッチ アーベントロート
Koppitsch ABENDROT 2022 / コピッチ アーベントロート
---以下輸入元資料より---
◾️ABENDROT 2022 / アーベントロート
生産国:Austria / オーストリア
地域:Burgenland / ブルゲンラント
地区:Neusiedl am See / ノイジードル・アム・ゼー
品種:ヴェルシュリースリング、ローゼンムスカテラー、シャルドネ、ピノ・ブラン、ザンクト・ラウレント、ブラウフランキッシュ、シラー
タイプ:Rose / ロゼ
アルコール度数:11%
容量:750ml
ヴェルシュリースリング& ローゼンムスカテラー:2週間マセラシオン、グラスファイバーの発酵槽にて自然発酵と熟成。ブラウフレンキッシュ&ザンクト・ラウレント:ステンレス発酵後、オーク樽熟成。シャルドネ&ピノ・ブラン:ステンレス発酵後、オーク樽熟成。瓶詰めする数日前にブレンドし たのち、2023年8月に瓶詰め。ブルゲンランドでも、古木が多く、葡萄畑の中でも最高のエリア“Neuberg / ノイベルグ”の葡萄にフ ォーカスし、そのエリアの葡萄のみを使用。まさにコピッチにとって重要かつ大事な葡萄のみを使用した白黒葡萄ブレンドワイン。 ABENDROT とは、“夕焼け”の意味。彼らの湖畔には、ほぼ毎日綺麗な夕焼けがあり、その色合いとワインが似ている為、 ABENDROT とネーミングし、ラベルに使用しました。濁りあるオレンジがかった薄い赤色。サワーチェリー、ラズベリー、ピンクグレー プフルーツ、ルバーブ、赤い花、ハーブの香り。柔らかなボディで、グレープフルーツとアセロラなどのジューシーな味わいでエネル ギッシュなボディ。生姜のようなスパイスとハーバルな印象も。柔らかなタンニンも感じられ、エネルギッシュでロゼとオレンジワインの中間のような味わい。
⚫︎Koppitsch / コピッチ
オーストリア東部ハンガリー国境に広がるワインの名産地ブルゲンラントの北端ノイジードル・アム・ゼーにて 500 年以上ナチュラル・ワインの生産に携わる家系。 現当主アレキサンダー・コピッチの父親の代は、ワイン用の葡萄やバルクワインの販売を行い、ボトリングしたワインの販売をしていませんでした。2011 年、アレキサン ダーとマリアにワイナリーを引き継いだ際、従来行ってきた販売を辞め、ナチュラル・ワインの醸造に対する情熱を伝えたいと思い、ワインの醸造・販売を行うようになりました。総面積 6,2 ヘクタールの葡萄畑は、ルドルフ・シュタイナーの考え方の基、バイオダイナミック農法で持続的な提供ができる様、努力しており、葡萄畑で一 番重要としていることは、“Lots of hand crafting” 、殆どの作業ステップにておいて、なるべく機械を使わず、収穫、除梗などは全て手作業で行われています。アレキサンダーは、殆どの畑で作業を行い、マリアはオフィスワークを担当しています。
彼らの醸造でのモットーは,“Low intervention winemaking ”人的介入を最小限に抑え、人工添加物のすべての形態を取り扱わず、発酵に関しては、常に温度制御もなく自然発酵にて行い、殆どのワインにおいて、SO2を最小限添加もしくは無添加、無清澄、無濾過にて生産しています。彼らのワインは、果物ではなく、テロワールを表現しています。土壌、石から香りや味わいに影響し、それは常に繊細で、決して加工していません。複雑さ、熟成、誠意、そして魂を持つナチュラル・ワイ ンを作っています。
彼らのワインは、鮮明なフルーツと多くのミネラルが特徴的で、誰もが気軽にワインを楽しんで頂ける”FUN WINE”(ホモック、レート、ローザ、プリティ・ナッツ) と”PERSPEKTIVE WINE”(パースペクティブワイン)シリーズを生産しています。パースペクティブシリーズの畑は、ブルゲンラント州にて最高の葡萄畑に属した場所 NEUBERG(ノイベルグ)にあり、彼らが何百年もの間、ここで葡萄を栽培してきた最古の葡萄畑を使用したワインランク上のワインを生産しています。ノイジードル・ア ム・ゼーの北西にある非常に岩の多い石灰岩の丘で、ライサバーグ山地に属し、丘陵は、湖に向かって緩やかに転がり、南東または北南に傾斜しています。土はか なり不足しており、大量の石灰岩の破片が浮上しています。ここで栽培されている葡萄は品質も高く、ピュアで明確なストラクチャー、また深みのあるワインを提供し ています。名前の PERSPEKTIVE は、様々な意味を持っており、言葉の意味としては、「見通す」の意味を持っています。まず、この畑の土壌である石灰岩土壌にフ ォーカスした事。またパースペクティブワインに着目すると、より多くの味わいや香りが得られ、多様な輪郭やエッジが見つかります。ワンランク上のワインだけど、普 段気軽に呑むワインと変わらない観点で理解してほしいという意味も込められています。
また、彼らは自然と共存していく未来の為、最低限のラベル使用、瓶や段ボールの再利用などCO2の削減に取り組み、農場にミツバチの巣箱を導入して、そこから採れる天然の蜂ワックスでコーティングされた天然コルクを使用し、接着剤やプラスチックなどを使用していません。 環境にも配慮し、彼らは、小さな子供たちと共に優しく自然で家庭的なワイン作りに日々取り組み、そして、彼らのワインには、家族、故郷、畑、そして、飲み手に対して、全てに愛が溢れています。