Karner Gábor Otthon #3 NV / カーナー・ガボー オトン
Karner Gábor Otthon #3 NV / カーナー・ガボー オトン
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---以下輸入元資料より---
◾️Otthon #3 NV / オトン
生産国:Hungary / ハンガリー
地域:Mátra / マートラ
品種:Kékfrankos (Blaufrankisch) / ケックフランコシュ (ブラウフレンキッシュ) 100%
タイプ:Red / 赤
アルコール度数:13%
容量:750ml
2019年に購入した 畑で、当時は、悲惨な慣行農法の区画で した 。その後の非常に多くの作業を要しました 。3年間の闘いの末、ブドウの木は強さを取り戻し、2022年にはついに美しい房をつけることができました 。おそらく天候も味方したのでしょうね。 手摘みで収穫後、全房を足でつぶし、3日 間のマセラシオン。古い垂直式ウッドプレス機(800リットル)で圧搾し、自発的に発酵。 その後PPタンクで12か月の熟成。亜硫酸無添加、無濾過にて23年8月瓶詰めです。 赤紫。オレンジ、プルーン、梅などが香った後、プラバルーン、イチゴシロップ、水あめ、ポン菓子、ゼリーなどノスタルジックな駄菓子のような世界が表れます。牧歌的でどこか懐かしい。全体に甘酸っぱく、素直な味わい。現代的な素材を活かしたガストロノミーの世界には間違いなく寄り添ってくるでしょう。樽を使わないことで表れた飾り気のない味わいが、ブドウのクオリティを正直に伝えてくれます。
⚫︎Karner Gábor / カーナー・ガボー
“はじめはただ美味しいワインが作れればよかった。ブドウも買いブドウで十分だと思った。でも2004年にマートラ山地ケーケシュ山の麓に広がる大地に素晴らしい畑を手に入れテロワールの表現の重要性に気づいた。自分のワイン作りは深まっていった。どんどんナチュラルな方向に…2017年以降亜硫酸添加をしないワイン作りが始まっている。娘のFanniもまたワイン作りをするようになって…”元エンジニアの当主Gáborは包み隠さず、自らのワイン作りの履歴を教えてくれます。
彼は、自らのコンセプトを5つの言葉で表現しました。“テロワール”“低収量”“ナチュラル”“純粋”“正直”“ワインの美味しさを追求した結果、美味しいブドウを作ることが最も重要だと理解した。美味しいブドウにはテロワールが表現されていて、それが実現されるためには低収量かつナチュラルな栽培法を用いなければならない。ナチュラルであることは醸造にも当てはまり、何も足さない醸造を心掛けブドウの美味しさを表現することに集中する。すると結果としてピュアで美しいワインが産まれてくる。それらの工程すべてに正直・真摯に携わっていく。そうでなければそれを持続することはできない…。”マートラ山の麓に広がる自らの畑で懸命に働くうちに、その畑が美味しいブドウを作ることにあまりにも優れていることに気づきました。そのことは彼に大きな驚きと喜びをもたらしました。“そんな畑を所有していて懸命に働かない理由、高品質なブドウを目指さない理由はないよね。”彼にとってブドウの品質の追求はあまりにも自然な成り行きでした。
しかし、近隣の生産者を含むハンガリーの多くの生産者や消費 者に、自分のブドウ及びワイン作りを理解してもらうことは至難の 業でした。15年以上前のことですが、1本の木から0.5㎏のブドウ を収穫し、すべて手作り、自発的な醗酵で・・と話したら、“嘘 だ!”と言われてしまったそうです。大量の安定したワインを作り、 飲むことを当然とする国内ではなかなか理解を得ることは難し いのです。 そんな中、彼にとって幸運だったのは、同じく高品質なワインを ナチュラルな技術で実現しようとした友人がいたこと。 Strekov1075のZsoltそして、Maurer Oszkárです。 2023年久々の訪問。彼らのワインは圧巻の一言でした。溢れる 果実味、ジューシーな液体、高貴なフレーバーと暴力的にすら 感じるエネルギー。その凄まじさ、迫力に思わず笑ってしまいま した。 試飲時、私たちは少々体調を崩していました。それほどパワフ ルなワインを身体がまいっている時に飲めば、食傷気味になる はずです。しかしそうはならない。力強いだけでなく、繊細でなめ らか。きめ細かく優しい液体に、むしろ私たちは慰めと癒しを感じていました。
