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Ex Nihilo Bourgogne Hautes-Côtes de Nuits Le Mont 2023 / エクス・ニヒロ ブルゴーニュ・オート・コート・ド・ニュイ・ル・モン

Ex Nihilo Bourgogne Hautes-Côtes de Nuits Le Mont 2023 / エクス・ニヒロ ブルゴーニュ・オート・コート・ド・ニュイ・ル・モン

通常価格 ¥14,300
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税込

---以下輸入元資料より---

◾️Bourgogne Hautes-Côtes de Nuits Le Mont 2023 / ブルゴーニュ・オート・コート・ド・ニュイ・ル・モン

生産国:France / フランス
地域:Bourgogne / ブルゴーニュ
地区:Chassagne-Montrachet / シャサーニュ・モンラッシェ
品種:Chardonnay / シャルドネ
タイプ:White / 白
アルコール度数:13.5%
容量:750ml

【畑】オート・コート・ド・ニュイ、ル・モン、西-南西向き、サスティナブル農法、標高350 m、石を 多く含む石灰質土壌に砂、粘土、シルトが混ざり合っている、樹齢20年 【栽培・醸造】収穫は手摘み。セラー内での作業はグラヴィティ・フローにて行う。6-8時間かけて低 圧でゆっくりとプレス。48時間放置し重力で清澄。野生酵母を用いて発酵を行い、その後9カ月ステン レスタンクとオークバレルで熟成。新樽比率18 %。2カ月で4回程度のバトナージュ
【年間生産量】1,600本
【コメント】ふくよかでボディのあるワイン。ヴァインピーチやミラベルなどの果実のアロマに、バタ ーのニュアンスが感じられる。味わいは豊かで表情豊か。

ル・モンはプレモー=プリセ村の高地に位置し、プリューレ・ロックの所有するクロ・デ・ザルジリエール のすぐ裏側にある。昔は牧草地で羊の放牧に使用されていた。ここではピノ・ノワールが1 haとシャルドネが 1 ha植えられており、アルバンはそのうちのシャルドネ1 ha分を借り、管理している。標高350mで西-南西向 きの斜面で表土が薄く、石灰質土壌で石が多く、砂、粘土、シルトが混ざり合っている。

⚫︎Ex Nihilo / エクス・ニヒロ

ラテン語でfrom scratch(ゼロ、何もない状態から)を意味するEx Nihilo (エクス・ニヒロ)という言葉をワイナリーの名前に冠したモルガンとア ルバン。その名の通り、彼らはブルゴーニュのシャサーニュ・モンラッシ ェを拠点にゼロからワイン造りを行っている。シャンパーニュ出身のモル ガンヌとアルバン。二人はシャンパーニュのワイン学校に通いながら、シ ャンパーニュの名門ユレ・フレールやベレッシュで働く。某著名レコルタ ンの家に生まれたモルガンはもともと家族のワイナリーに加わる予定であ った。しかし、「シャンパーニュにはシャンパーニュの魅力があって好き だけど、働いているうちにアッサンブラージュが一般的なシャンパーニュ よりも、ヴィンテージやテロワールの特徴を表現したワインを造りたいと いう想いがどんどん大きくなっていったんだ。」二人はシャンパーニュを 離れブルゴーニュに移住することを決断した。

ブルゴーニュでは畑の価格が高騰し、新規生産者が畑を購入するのが難しくなっている。そのため現在では小規模なネゴシアン(マイクロ・ネゴシアン)が多く誕生している。「ブルゴーニュに移住を決意したけれど、僕たちはシャンパーニュから来た”外の人”で知り合いもいなかったから、本当に苦労したよ」とアルバンは振り返る。ところが偶然、ブドウ栽培を引退した農家の方と知り合い、シャサーニュ・モンラッシェに居を構え、別で知り合った人から2つの区画のブドウを購入できることとなった。少量ではあるが2023年ヴィンテージから彼らはワイン造りを始めることができた。「小さくても夢をスタートすることができたことが本当に嬉しい。」アルバンは少年のように目を輝かせていた。それでも生産量はまだ少ないため、アルバンが畑とセラーで働き、モルガンはオリヴィエ・ルフレーヴの輸出担当をメインジョブとして働いている。「完全にブドウを購入してワインを造ることもできるけれど、僕は自分の手で育てたブドウからワインを造りたい。借りている区画ではあるけれど、その方が、しっかりとブドウとテロワールを理解できて、いいワインが造れると信じているんだ。」エクス・ニヒロでは畑を契約で借り、アルバンが一年中ブドウの世話をしている。「ブドウや畑のエネルギーを最大限活かすために有機農法を行い、ブドウを傷つけずに適切な状態で収穫するために、全て手作業で収穫をしているよ。」

マイクロ・ネゴシアンが増加していることを背景に、現在ブルゴーニュでは複数の新し い生産者で共同のセラーを建てるケースが増えている。ワインの保管だけではなく、プ レス機やボトリングマシーンをシェアしている。エクス・ニヒロもピュリニー・モンラ ッシェに位置する共同セラーで、今をときめくアイシー(Icy Liu)やアドリアン・ブリ ソー(Hadrien Brissaud)、エイドリアン・ラター(Hadrien Lattard)など10生産者と セラーを共有している。初年度は移住してからできたポマールの友人のセラーで醸造を 行ったが、ボトリング前にこの共同セラーが完成したため、ボトリングとエイジングは このセラーで行った。彼らにとってファーストヴィンテージとなった2023年。「力強く も試練の多いヴィンテージだった」と振り返る。穏やかな冬に始まり、不安定な春、夏 は猛暑と涼しさ、嵐が交互に訪れた。シーズンを通して平年を上回る気温を記録し、生 育期には深刻な水不足に陥った。それでも、アルバンは近くで丁寧に畑の管理をしてい たため、これらのチャレンジングな状況にも対応できたと言う。

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