商品情報にスキップ
1 2

Domaine Jérôme Galeyrand Gevrey-Chambertin “En Billard” 2017 / ドメーヌ・ジェローム・ガレイラン ジュヴレ・シャンベルタン “アン・ビラール”

Domaine Jérôme Galeyrand Gevrey-Chambertin “En Billard” 2017 / ドメーヌ・ジェローム・ガレイラン ジュヴレ・シャンベルタン “アン・ビラール”

通常価格 ¥12,100
通常価格 セール価格 ¥12,100
セール 売り切れ
税込


---以下輸入元資料より---

◾️Gevrey-Chambertin “En Billard” 2017 / ジュヴレ・シャンベルタン “アン・ビラール”

生産国:France / フランス
地域:Bourgogne / ブルゴーニュ
地区:Gevrey Chambertin  / ジュヴレ・シャンベルタン
品種:Pinot noir / ピノ・ノワール
タイプ:Red / 赤
アルコール度数:13%
容量:750ml

Brochonの畑

⚫︎Domaine Jérôme Galeyrand / ドメーヌ・ジェローム・ガレイラン

ジェローム・ガレイランは、ブルゴーニュのヴィニュロンの家系に生まれたわけでもなければ遠縁からぶどう畑を相続したわけでもない

出身地はロワール地方。8年間、乳製品の卸売り業に就いた後、94年、ブルゴ ーニュにやって来た。ジュヴレ・シャンベルタンのアラン・ビュルゲで働いた のがきっかけでワイン造りの道へと進み、2001年にボーヌのCFPPA入学。 2002年に最初のブドウ畑、コンブランシアン村にある「レ・ルトレ」の賃貸耕 作をし始め、その翌年、持ち主が病気を理由に引退するというのでブロション のドメーヌを引き継いだ。その後、少しづつブドウ畑を広げ、現在、ドメーヌ の規模は5haである。

最初に耕作を始めた「レ・ルトレ」は、ドメーヌのアイコン的存在。アペラシオン はコート・ド・ニュイ・ヴィラージュだが、ジャック・フレデリック・ミュニエが 単独所有するニュイ・サン・ジョルジュ1級クロ・ド・ラ・マレシャルの真南に隣 接する畑である。ジェロームが耕作するのはわずか0.63ha。上部は1925年に植樹さ れた、樹齢90年以上の古木だ。クロ・ド・ラ・マレシャルと同じ斜面にあり、表土 はせいぜい20~25センチ。その下は石灰岩の母岩で構成され、ミュニエが造るク ロ・ド・ラ・マレシャルがそうであるように、ニュイ・サン・ジョルジュの一般的 イメージとは異なるエレガントなワインを生み出す。

ジェロームはブロションにもコート・ド・ニュイ・ヴィラージュの畑をもち、以 前はこれとレ・ルトレをアッサンブラージュしていた。しかし、コート・ド・ニ ュイの北と南ではあまりにも差があるので、14年ヴィンテージからそれぞれ別の キュヴェに分けて瓶詰めすることにした。「この年にブルゴーニュのクリマがユ ネスコの世界遺産に登録されたので、クリマごとの違いを明確に表現する必要が あると思いました」とジェロームは言う。

ブドウ栽培は2012年にビオロジーに転換し、2015年からビオディナミを実践。 現在、エコセールの認証を得ている。 決して自然派にくくるべきではない造り手だが、醸造段階での酸化防止剤はゼ ロ、使用しても少量。瓶詰め前に必要最低限添加する程度だ。赤の場合、全房率 はキュヴェやヴィンテージに応じ0~50%。発酵前にブドウを16度で4~5日間 冷却し、ピジャージュはほとんどせず、より優しいルモンタージュにより抽出を 行う。圧搾には昔ながらの垂直式バスケットプレスを用いる。

出来上がるワインはテロワールに忠実。石灰質のコート・ド・ニュイ・ヴィラージュ・レ・ルトレはエレガント。一方、ブロションに属し、より粘土の強いジュヴレ・シャンベルタン・アン・クロワゼットは濃密感のある果実と同時に力強いタンニンをもつ。1級や特級のクリマこそ持たぬものの、今後、大いに注目されるに違いない造り手と言えるだろう。

詳細を表示する