Domaine du PAS de l'ESCALETTE TERRASSES du LARZAC “Les Frieys” 2016 / ドメーヌ・デュ・パ・ド・レスカレット テラス・デュ・ラルザック “レ・フリエス”
Domaine du PAS de l'ESCALETTE TERRASSES du LARZAC “Les Frieys” 2016 / ドメーヌ・デュ・パ・ド・レスカレット テラス・デュ・ラルザック “レ・フリエス”
---以下輸入元資料より---
◾️TERRASSES du LARZAC “Les Frieys” 2016 / テラス・デュ・ラルザック “レ・フリエス”
生産国:France / フランス
地域:Languedoc / ラングドック
地区:Terrasse du Larzac / テラス・デュ・ラルザック
品種:Grenache / グルナッシュ
Carignan / カリニャン
Mourvèdre / ムールヴェードル
タイプ:Red / 赤
アルコール度数:13.5%
容量:750ml
除梗 100%、付け込み 21 日
出来るだけ介入を避けた伝統的なつくり。
自然の酵母、アルコール発酵はステンレスタンク
マロラクティック発酵および熟成は600リッターの木樽で 12 か月間
⚫︎Domaine du PAS de l'ESCALETTE / ドメーヌ・デュ・パ・ド・レスカレット
2014年にAOCとして認められたばかりのテラス・デュ・ラルザック。2003年、 ここにドメーヌを設立したのがジュリアン・ゾルノットとデルフィーヌ・ルソーのカップルだ。ジュリアンはロワールのアンリ・ペレで長年奉公ののちに独立。南仏ラングドックを新天地として選んだ。
「パ・ド・レスカレット」はエロー県の北部、地中海とラルザック盆地を結ぶ、巡礼路の途中になる切り立った山道のこと。ドメーヌはその近く、標高350メートルの高台に位置し、総面積20ヘクタールのブドウ畑は40を超えるテラスに分散している。マサル・セレクションで新しく植えた区画を除き、栽培されているのは樹齢50年以上の古木である。 栽培品種は赤がグルナッシュ、カリニャン、シラー、サンソー、白がカリニャン・ブラン、 テレ・ブレ、グルナッシュ・ブラン、グルナッシュ・グリ。 ブドウ畑はこの地方で「クラパス」と呼ばれる石を積み上げた壁で囲われ、ラルザック 盆地の水源のおかげで干魃からも守られている。土壌は水はけの良い粘土石灰質。昼夜の寒暖差は大きく、ブドウはゆっくりと成熟して芳香成分を形成すると同時に、南仏の太陽を受けても過熟から免れ、フレッシュさと緊張感を伴う果実味を得ることができる。 またブドウ栽培においては自然を尊重し、生物多様性を守りつつ、ビオロジックなアプローチをとる。ロゼを唯一の例外として、ほかのワインはすべてビオロジックの認証済みだ。
ドメーヌの造るワインは赤も白も、多くのラングドックにありがちな過熟感や重たるさは少しもなく、じつに果実味と酸味のバランスがとれ、タイト感さえ感じられる。ブラインドでテイスティングしたら、品種がまったく異なるにもかかわらず、一瞬、ブルゴーニュと錯覚を覚えるほどのエレガントなスタイルだ。 ラングドックは重く、粗野なワインばかり... と飲まず嫌いな方にこそぜひお試しいただきたい、上品で冷涼感を備えたワインである。