Domaine du PAS de l'ESCALETTE TERRASSES du LARZAC “Le Pas de d.” 2016 / ドメーヌ・デュ・パ・ド・レスカレット テラス・デュ・ラルザック “ル・パ・ド・デー”
Domaine du PAS de l'ESCALETTE TERRASSES du LARZAC “Le Pas de d.” 2016 / ドメーヌ・デュ・パ・ド・レスカレット テラス・デュ・ラルザック “ル・パ・ド・デー”
---以下輸入元資料より---
◾️TERRASSES du LARZAC “Les Clapas Rouge” 2016 / テラス・デュ・ラルザック “レ・クラパス・ルージュ”
生産国:France / フランス
地域:Languedoc / ラングドック
地区:Terrasse du Larzac / テラス・デュ・ラルザック
品種:Carignan / カリニャン 50%
Grenache / グルナッシュ 30%
Cinsaut / サンソー 20%
タイプ:Red / 赤
アルコール度数:13.5%
容量:750ml
内輪では「ママのタンク」とあだ名が付いている赤ワイン。 カリニャン50%、グルナッシュ30%、サンソー20%を 混醸。いかにも地中海っぽい肉付きのよさだが、 フレッシュさと繊細さを備えている。 AOCテラス・デュ・ラルザック。
濃いガーネットカラー。香り立ちが強く果実のフレーバーを ダイレクトに感じる。プルーンやカシス、芍薬、スパイス等の 芳香があり、時間の経過と共にミネラルのニュアンスも 感じられる様になる。果実味が豊かで酸味は柔らかく 丸みを帯びた味わい。ドライでスターシーなタッチがあり 強い味わいながら滑らかなタンニンが全体を纏める。
⚫︎Domaine du PAS de l'ESCALETTE / ドメーヌ・デュ・パ・ド・レスカレット
2014年にAOCとして認められたばかりのテラス・デュ・ラルザック。2003年、 ここにドメーヌを設立したのがジュリアン・ゾルノットとデルフィーヌ・ルソーのカップルだ。ジュリアンはロワールのアンリ・ペレで長年奉公ののちに独立。南仏ラングドックを新天地として選んだ。
「パ・ド・レスカレット」はエロー県の北部、地中海とラルザック盆地を結ぶ、巡礼路の途中になる切り立った山道のこと。ドメーヌはその近く、標高350メートルの高台に位置し、総面積20ヘクタールのブドウ畑は40を超えるテラスに分散している。マサル・セレクションで新しく植えた区画を除き、栽培されているのは樹齢50年以上の古木である。 栽培品種は赤がグルナッシュ、カリニャン、シラー、サンソー、白がカリニャン・ブラン、 テレ・ブレ、グルナッシュ・ブラン、グルナッシュ・グリ。 ブドウ畑はこの地方で「クラパス」と呼ばれる石を積み上げた壁で囲われ、ラルザック 盆地の水源のおかげで干魃からも守られている。土壌は水はけの良い粘土石灰質。昼夜の寒暖差は大きく、ブドウはゆっくりと成熟して芳香成分を形成すると同時に、南仏の太陽を受けても過熟から免れ、フレッシュさと緊張感を伴う果実味を得ることができる。 またブドウ栽培においては自然を尊重し、生物多様性を守りつつ、ビオロジックなアプローチをとる。ロゼを唯一の例外として、ほかのワインはすべてビオロジックの認証済みだ。
ドメーヌの造るワインは赤も白も、多くのラングドックにありがちな過熟感や重たるさは少しもなく、じつに果実味と酸味のバランスがとれ、タイト感さえ感じられる。ブラインドでテイスティングしたら、品種がまったく異なるにもかかわらず、一瞬、ブルゴーニュと錯覚を覚えるほどのエレガントなスタイルだ。 ラングドックは重く、粗野なワインばかり... と飲まず嫌いな方にこそぜひお試しいただきたい、上品で冷涼感を備えたワインである。