【購入条件付き】Domaine des Tuileries Empreintes 2020 / ドメーヌ・デ・チュイルリー アンプラント

マルヌ渓谷において数少ない石灰質土壌を持つ、ヴァントゥイユ村に代々続くブドウ栽培の家に生まれたブノワ・マルクスはパリでの学業を終えた後、2018年実家のドメーヌに戻り家業のシャンパーニュ造りを引き継ぎました。

シャンパーニュに対して独自の哲学を持つブノワは、家族の畑の中でも特に素晴らしい区画からシャルドネ、ムニエ、ピノ・ノワールの畑1.6haを選び「シャンパーニュ ドメーヌ・デ・チュイリリー」を設立しました。

ブドウ栽培は完全に有機農法で行い自身のスタイルを表現するために妥協のない徹底アプローチをしています。補糖（シャプタリザシオン）は一切行わず、収穫したブドウは健全な形のまま一夜で即日圧搾。SO2（亜硫酸塩）は無添加。野生酵母のみで発酵させる、いわゆるグヴァーヴ・ナチュール方式で醸造しています。テロワールのもつ優れたミネラルを最大限に尊重しながら繊細で上質なスタイルを追求しています。

発酵と熟成はオーク樽またはアンフォラ樽で10ヶ月行われ、その後、手掘りのクレイエール（白亜）の地下セラーで3〜4年にわたって瓶内二次発酵と熟成されます。セラー内の温度は常に一定に保たれるこのセラーは、温度と湿度が発酵に適して一定に保たれる理想的な条件を備えています。

若きシャンパーニュ生産者の新しい世代を代表する存在として、ガストロノミックな世界で注目されるシャンパーニュ。パリの三ツ星レストランを始め、ミシュラン星付きの数々のレストランで採用される伝統的な醸造技術、そして若き造り手ならではの情熱と挑戦。シャンパーニュ地方の未来を希望で満たされた新たなシャンパーニュが今ここに生み出されています。