Castrum Roche Langhe Rosato 2024 / カストルム・ロケ ランゲ・ロザート
Castrum Roche Langhe Rosato 2024 / カストルム・ロケ ランゲ・ロザート
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---以下輸入元資料より---
◾️Langhe Rosato 2024 / ランゲ・ロザート
生産国:Italy / イタリア
地域:Piemonte / ピエモンテ
地区:La Morra / ラ・モッラ
品種:Nebbiolo / ネッビオーロ
タイプ:Rose / ロゼ
アルコール度数:13%
容量:750ml
【畑】ラ・モッラ、ボイオーロ、グイヨ仕立て、標高400 m、南東向き斜面、植密度5,000本/ha、収量70 hl/ha、層状のサンタガタ・フォッシリ・マール層、0.5 ha、樹齢4 年
【栽培・醸造】サステイナブル農法。収穫は手摘みで収穫時に畑で選定を行う。除梗し12時間マセラシオン。 発酵は野生酵母を使用し、ステンレスタンクにて16度で行う。マロラクティック発酵は行わず、3カ月間ステ ンレスタンク内で熟成を行い、無濾過・無清澄で瓶詰め。1年間瓶内熟成を行いリリース。
【コメント】もともとバローロ生産者の中で注目度の低かったボイオーロだが、ロッケ・デッラヌンチャータ とブルナーテに近く、標高が高いことから徐々に注目を集め新しいワイナリーが次々に誕生しているエリア。 2022年、イザッコは雹害を受けた(深刻なほどではないが)ボイオーロのブドウからロザートを造ることにし た。ロザートは一時的な対応で2022年ヴィンテージのみと考えていたが、あまりに好評だったため2023年ヴィ ンテージでもロザートを少量だけ生産することになった。しかし現地では既に売り切れ。。 チェリー、野生のハーブ、オレンジの皮のニュアンスに溢れ、ストラクチャーがしっかりしたネッビオーロの 個性がしっかりと感じられるロザート。
⚫︎Castrum Roche / カストルム・ロケ
その伝統と歴史の変遷とともにバローロには偉大で伝説的な生産者が多くいる。その中でも幻とも呼べるのがラ・モッラ村のロレンツォ・アッコマッソだろう。生産量が非常に限られているうえ、その大部分を直接訪れる固定客に販売する。そのため、市場への流通量は大変少なく見かけることが滅多にない。世界最大のワイン市場であるアメリカにも輸出していないアッコマッソのワインが日本に輸入されているのは幸運である。そんなアッコマッソはワインラバーにとって幻であると同時に、ワイン生産者にとっても同様である。偉大なワイン生産者のため、影響を与えた生産者は多くとも、70年以上ワイン造りを行うアッコマッソの下で直接ワイン造りを学んだものはほとんどいないが、その珍しい経歴を持つのが1999年生まれの青年イザッコ・コスタマーニャである。
2021年ヴィンテージが初リリースとなったカストルム・ロケ。生産しているのはランゲ・ネッビオーロとボイオーロのネッビオーロを使用したランゲ・ロザート。2022年はボイオーロの畑で雹害に見舞われ、健全なブドウではあるがランゲ・ネッビオーロに必要なタンニンの成熟が得られなかった。そのため、バローロ区域内のネッビオーロを使用したという贅沢なロゼワインが完成した。当初、一時的な対応として造ったロゼだがその評判があまりに高く、2023年ヴィンテージも少量のみロゼを生産した。残念ながら既に2023年ヴィンテージのロゼは完売してしまっているため、次回のリリースは未定となっている。ランゲ・ネッビオーロもランゲ・ロザートも発酵から熟成に至るまで全てステンレスタンクを使用している。ピュアな果実味が表現される一方、その複雑実はどこから来るのか、イザッコの才能に驚きが隠せない。イザッコ初となるバローロは2023年ヴィンテージの予定。乞うご期待。
