Damijan Podversic Kaplja 2018 / ダミアン・ポドヴェルシッチ カプリャ

果実の完熟は果皮でも糖度でもなく、「種子の完成」と考えるダミアン。樹上で貴腐化するほど成熟したブドウを収穫し、大樽での長期間に及ぶマセレーション(果皮浸漬)によって、果 実のすべてを表現する彼のワイン。その背景には膨大な畑での作業はもちろん、収穫量を削り、樹上での完熟を極限まで待つ。「妥協のないこだわり」を持ち続ける造り手。 長らく完売のままでしたが、ようやく新ヴィンテージがご案内できます！2018 はダミアン曰く「豊かで寛大」、猛暑や冷夏といった強さや厳しさよりも、天候に恵まれたことで、柔らかさ やバランス感を持った年。昼夜の気温差や収穫前の気温の変化はそこまでなく、果実の熟成と貴腐のバランスが取れた良質なヴィンテージ。貴腐の量はそこまで高くないといいます が、それでも平均して全体の 40％程度もある事に驚きます、、汗。熟れた果実とボトリティス由来の奥行き、繊細さのバランスを持ったヴィンテージ。今年は現地の資材高騰だけでな く、円安の影響までも直撃してしまい、大幅な値上げとなってしまいました、、。しかし、ワイン自体のクオリティ、バランス感、どちらを見ても明らかに成長を感じていただけると確信して おります！